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珍玩堂主人 ロールスロイス ファントムV [ファン・ホー]

Mt.Cook is the highest mountain in New Zealand.
・・・・・・この一節を見て懐かしいと思う方、いらっしゃいませんでしょうか。

私が中学生の頃、使っていたニュープリンスの英語教科書の例文。
(ニューホライズンやニュークラウンをお使いになっていた方、わからないネタですみません)

ニュープリンスの中二教科書はニュージーランドが舞台だったので、
これまで一度も行ったことのない国なのに、今もなんとなく親しみを覚えています。

人より羊が多い・・・どころか、2005年は人口402万人に対し、約4000万頭の羊。
80年代には当時の人口の20倍の約7000万頭がいたそうな。もちろん牛や馬もいっぱい。

そんな全土が北海道のような島国にも、ちゃんと玩車メーカーが存在したのが嬉しくも興味深い。

ファン・ホー(FunHo!)Rolls Royce Phantom V(No.33。1967年発売=画像右)
画像左はマッチボックス(No.44-B。64年発売)

ファン・ホーのファントムVは一見、MBのフルコピーかと思うほどよく似たプロポーションですが、
ひと回り小さいので一応、別ものとしてお話を進めます。

MBとの大きな違いは、60年代のMB乗用車では標準装備となっている、
プラ製の窓や内装が、ファン・ホーでは採用されていません。

フロントグリル周辺のモールドはMBに遜色ない出来ですが、
サイドのピラーは太く平板で、拙さを感じます。トランクなどの開閉ギミックもなし。

逆に裏板には、マッチボックスにはないマフラーやドライブシャフトを再現。
全体としてMBには及ばなくとも、バッジー級のクオリティは確保しているように思います。

ファン・ホーについては書籍の資料を持っていないので、ネットで調べた範囲でご説明。
1935年創業。鉛やアルミ、ダイキャスト素材の玩具を同国内で販売しました。

兵隊人形から玩車までラインナップは多様。70年代には年間100万個以上を販売しましたが、
盛業の背景には当時、NZが玩具の輸入制限を行なっていたことがありました。

70年代後半に輸入制限が撤廃されると、国内市場はたちまち安価な海外製品に席巻され、
82年に製造を休止。それ以降はたまにコレクター向けに少量生産しています。

今回ご紹介したファントムVを含むダイキャスト製小スケールのシリーズは、
64年から82年までの間、70種類前後がリリースされました。

大部分はお国柄ゆえ英国車、それもMBとかぶる車種ばかりなのですが、
なかには豪州車のホールデンなんてのも。モーリス・ミニやヒルマン・インプも欲しいな~。

ちなみにNZの北島、タラナキ地方にはファン・ホーのミュージアムがあります。
いかに、かの地の少年少女に愛されたブランドだったのかが窺えますね♪

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